茂原。茂原。茂原。
そう、茂原に来てます。お仕事でちょっとチャンス的な出会いがあったので急遽、茂原に来ました。遠くまで来るとレアキャラに会えそうな気がしてワクワクするんですよね。そして今回、出会えましたレアキャラに、しかもメタルスライムぐらいの。
今日ご紹介するのはそんな激レア店
赤まろラーメン 翔 さん
に突撃します。
基本データ
- 店名:赤まろラーメン 翔
- 住所:千葉県茂原市小林3135
- 電話:なし
- 営業時間:11:00~17:00 (金・土・日のみ営業)
- 駐車場:あり
- ジャンル:赤まろラーメン
地元民しか知らない店?
ラッキーパンチなお仕事を終え近くのラーメン屋を検索すると出てきたのが赤まろラーメン翔です。
お腹も空いていたし、他にお店も無さそうなのでそこに入ることに。
しかしお店に着くと少し後悔の念が湧いてきます。なぜなら住宅街の中にポツンと建っていて、なんだか場末の赤提灯みたいだったからです。
どうですか?そんな感じでしょ?
でも他に選択肢も無いので覚悟を決めて入ることに。
お店の中は若干薄暗く更に居酒屋っぽい。益々心配になってきましたが、座席の間隔や換気などコロナ対策はしっかりしています。店舗内も綺麗だし店員さんの愛想も良い感じです。また、ディスプレイされている緑のちょうちんには地産地消推奨店的な事が書かれています。千葉ラブなminiとしてはポイント高いですね。
赤まろラーメンの謎
カウンターに座りメニューを選びます。店内の至るところにポップが貼ってありオススメ達がアピールしています。
そんな中、目に止まったのが赤まろラーメン(950円)。まったく名前の意味がわかりませんがとっても気になったのでこれを頼むことにしました。
オーダーを済ませて出てくるのを待っている間に赤まろラーメンの謎が解けました。その答えはカウンターの読み物冊子に書かれていました。
なんでも赤まろラーメンはたっぷりのタマネギをスープに使っていてその色が赤く、とってもまろやかだから、赤まろラーメンなんだとか。シンプルです。
しかもその他のウンチクを読んでいると非常にそそられる文言が踊っているではありませんか、期待しちゃいます。
麺もスープもレアキャラ
出てきました赤まろラーメンです。
見た目は節系の濃厚ラーメンって感じですね。しかし節系とは違う甘い香りが鼻腔をくすぐります。
では早速いただきます!
ん⁉︎スープがちょっと少ない感じがします。しかもトロッとしている?
そうです、赤まろラーメンの最大の特徴はこのタマネギをたっぷり溶け込ませたトロッとしたスープなんです。優しい甘さが口いっぱいに広がります。美味しい!タマネギの甘さが前面に押し出されていますがそれだけではなく、深いコクが後からやってきます。これは冊子に書いてあったとんこつとごま油がそうさせるのかも知れません。
麺はもっちり感が半端なく、小麦の香りも強めです。スープがトロッとしているのでしっかり麺に絡んできますが、スープに負けてませんね。
具材は白髪ネギとメンマぐらいですが極普通のものです。やはりタマネギがたっぷり入ったスープはそれだけで具になっている感じでしょうか。ただ白髪ネギもメンマも全体的に柔らかめのラーメンに素敵な食感を与えています。必要不可欠な具材ですね。
ここで少し味変をします。カウンターの冊子に書いてあった味変の方法なんですが、テーブル調味料で置いてあるレモン酢を入れるんです。これが非常に合うんですよ!とんこつとごま油の少し重い感じの後味がレモン酢によってサッパリとした味に変化します。
ここまでは良い意味で裏切られた感じで、ちょっと感動しちゃうレベルですね。
今日のミニ丼♪
焼きチーズ半ごはん(300円)
これは珍しいなぁと思って頼んじゃいました。あんまり見かけないミニ丼ですよね。
味はそれのみだと余りなく、え〜!って感じなんですが、冊子に書いてあったようにラーメンのスープにダイブさせると、表情が一変します。
冊子にも書いてありましたが、チーズリゾットみたいになって最後の一滴まで食べられちゃいました。
総評
新茂原駅と言うかなりマニアックな駅の近くで、しかも住宅街の一角に静かに鎮座するこのお店。ややもすると見過ごされ、近所の人しか入らなそうな雰囲気ですが、入ってみてそれが間違った認識だと気づかされます。
店構えが完全に赤提灯なので中々入る勇気が出ないかもしれませんが、ラーメン好きなら一度は経験すべきお店です。
新茂原駅近くに行ってラーメン屋を選ぶなら赤まろラーメン翔一択ですね。もちろん焼きチーズ半ごはんもオススメです。
ご馳走さまでした。
お店の場所