腸活してますか?
いま話題の腸活ですが、なんで流行ってるか知ってます?
miniはあまり理解が出来ていなかったので調べてみました。
すると凄いメリットがある事が分かったんです!
今回はその腸活について分かったことを報告するのと同時に、腸活が簡単にできてしかも激ウマな松前漬けの作り方をご紹介しようと思います。
腸活とは?
そもそも何で腸活なんですかね?
腸ってそんなに大切なんでしょうか?
ちょっと調べてみました。
日本予防医学協会のHPによると
人間の腸は大腸と小腸に分けられます。小腸は、食べ物を消化吸
収する働きがあり、大腸は消化吸収された後の不要物を便として
排泄する働きがあります。
また腸には、口から侵入してきた病原細菌から身を守る働きがあ
り、その仕組みを「腸管免疫」と呼びます。腸の粘膜には、全身
の約60%のリンパ球が集まっており、小腸では、全身の免疫抗体
の約60%が作られています。
さらに「腸管免疫」では、食品など身体の維持に必要な成分に過
敏な免疫反応(食品アレルギー)を起こさないようにする仕組み、
「経口免疫寛容」の働きがあります。
最近では、腸内環境とアレルギー発症との関係性についても注目
されています。
https://www.jpm1960.org/kawara/03/post-8.html#:~:text=%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E8%85%B8%E3%81%AF%E5%A4%A7%E8%85%B8,%E8%85%B8%E7%AE%A1%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%80%8D%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B3%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
おお!すげぇ!
免疫抗体の60%が小腸で作られているんですって!
これだけで腸が重要な器官である事が分かりますね。
なので腸活ってのは腸内環境を整えて腸を活性化させ元気になりましょう!って事らしいんですよ。
では、どうしたら腸活になるんでしょうか?
腸内環境っていったい何なんでしょう?
菌のバランスが重要
ここでいう腸内環境とは腸の中にいる菌のバランスのことを指しています。
またまた日本予防医学協会のHPによると
腸内、特に大腸にはおよそ100兆個、一人あたり数百種類の細菌
が生息しています。腸内細菌は大別すると3つに分類できます。
善玉菌:乳酸菌やビフィズス菌等。
消化吸収を高める、腸のぜん動運動を活発化させ排便を促す、
免疫力を高めて感染や病気を防ぐなどの働きがあります。
また、コレステロールや中性脂肪の代謝を促進したり、ビタミ
ンやホルモンを生産する働きもあり、身体の健康を維持する重
要な役割を果たしています。
悪玉菌:大腸菌やウェルシュ菌等。
腸内をアルカリ性に傾け腐敗産物や有害な物質を作り出す、
身体の抵抗力を弱める、下痢や便秘・生活習慣病などを招く、
肌荒れや老化を促進するなどの有害な作用があります。
日和見菌
どちらにも属さない菌で、中間菌とも呼びます。悪玉菌が増え
ると、日和見菌は悪玉菌として傾いてしまいます
腸内環境のベストバランスとしては、善玉菌20%、悪玉菌10%、
日和見菌70%と言われています。ご自分の腸内細菌が健康的な状
態かを確認する簡単な方法としては、便を観察することです。便
の色は黄色~黄色がかった褐色で、においがあっても臭くなく、
柔らかいバナナ状が理想です。逆に黒っぽい色でにおいがきつい
場合は腸内細菌のバランスが悪くなっている状態です。
https://www.jpm1960.org/kawara/03/post-8.html#:~:text=%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E8%85%B8%E3%81%AF%E5%A4%A7%E8%85%B8,%E8%85%B8%E7%AE%A1%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%80%8D%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B3%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
善玉菌とか悪玉菌とかよく聞くワードですよね。
これら菌のバランスがいい状態だと腸内環境がいいってことなんですね。
腸内環境をよくするために
お腹の調子が良くない人って、善玉菌が足りない状態になっているらしいんですよ。
なので善玉菌を増やしてバランスをとりなおしてあげればお腹の調子が良くなるって訳です。
じゃあどうやって善玉菌を増やせばいいのでしょうか?
これも調べてみました。
善玉菌を増やすには①乳酸菌を含む食べ物を食べる。②オリゴ糖を多く含む食べ物を食べる。③食物繊維を多く含む食べ物を食べる。この3つが重要なんだそうです。
それぞれをもっと細かく見ていきます。
①乳酸菌を多く含む食べ物には、チーズ・ヨーグルト・納豆・キムチなどがあります。
乳酸菌には動物性乳酸菌と植物性乳酸菌があり、特に植物性乳酸菌は胃酸にも負けず腸内に届く強い菌でminiの大好きな納豆やキムチに含まれています。
②オリゴ糖を多く含む食べ物には、はちみつ・バナナ・タマネギ・大豆などがあります。
オリゴ糖はオリゴ糖自体が薬局などで売ってたりもしますよね。
③食物繊維を多く含む食べ物には、海藻・サツマイモ・きのこ・ごぼうなどがあります。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり特に水溶性食物繊維は腸内細菌のエサになりやすいんです。
因みに乳酸菌の中には今話題の酪酸菌であるビフィズス菌も含まれます。
美味しく腸活をする
前半では珍しくガッツリアカデミックに攻めちゃいましたがここからが本番です。
美味しいモノが好きなminiはこの腸活を美味しく手軽にできないかと考えたあげく松前漬けがいいんではないかと結論付けたわけです。
なぜ松前漬けなのかというと、簡単に作れるし美味しい。そしてなにより水溶性食物繊維がたっぷり摂れるのではないかと思ったわけです。
だって、松前漬けっていったら海藻である昆布たっぷりじゃないですか。
これは水溶性食物繊維の宝庫って事ですよね?
善玉菌を増やす3つの重要要素である、乳酸菌とオリゴ糖は朝の納豆とドラッグストアのオリゴ糖に任せて、実生活の中で一番摂りづらいであろう食物繊維を松前漬けで補っちゃおうという訳です。
松前漬けとは
ところで松前漬けって知ってますよね?
知らない人の為にサラッとおさらいです。
松前漬けとは北海道の松前郡松前町周辺の郷土料理です。
その歴史は江戸時代から続き、当時松前藩ではニシンの漁が盛んでした。
故にニシンの卵である数の子は手に入れやすい食材だったようです。
その数の子にスルメと昆布を加えて塩漬けにしたのが松前漬けの発祥と言われています。
用意するもの
- 昆布・・・・・ネバネバが好きな人はガゴメ昆布を用意。
- スルメ・・・・いわゆる干してあるイカ
- 数の子・・・・1パック
- ニンジン・・・1本
- ナス・・・・・1本
- キュウリ・・・2本
- 鷹の爪・・・・1本
用意する食材はこれだけ。
準備
数の子はボールに水を張ってそこに30分ぐらい漬け込み塩抜きをします。
この時間を使って次の下処理を行います。
硬い昆布とスルメにお酒を掛けて柔らかくします。
昆布はキッチンペーパーなどにお酒を含めて昆布表面を拭いてあげます。
スルメはバットなどに入れて、そこにお酒を片面が漬かる程度に注ぎます。
これを時々ひっくり返して両面が柔らかくなるまで漬けておきます。
次にニンジンを千切り、ナスとキュウリをサイの目切りにします。
ナスに関してはアクが出るので切った後にボールに酢水を入れてそこに漬けてアクを抜きます。
そして鷹の爪は種を抜いてそのままもしくは輪切りにしておきます。
処理が終わった材料から大き目のボールにどんどん入れていってください。
※ニンジンの千切りは千切り用ピーラーを使うとめちゃくちゃ簡単にできるのでお勧め!
後はキッチンバサミを使ってスルメと昆布を細切りにします。
こちらも切り終えたものからボールに入れていきます。
そして最後に塩抜きの終わった数の子の薄膜を取り除きます。
流水ですすぎながら数の子の薄皮を処理します。
この作業はあまり神経質にならなくてもいいかも知れません。
目立つヤツだけ取り除ければOKです。
薄皮の処理が終わったらある程度の大きさにちぎってボールに入れます。
さてこれで材料の処理は終了。
次の工程は味付けです。
因みに数の子が季節柄手に入りづらい場合は中華クラゲで代用しちゃっても美味しいと思いますよ。
これも数の子同様にコリコリとした食感が美味しいんですよ。
クラゲ好きな人は試してみてください。
味付け
さあ、最終工程の味付けです。
味付けは非常に簡単で雪平鍋などの手鍋に
- 醤油・・・・お玉1杯
- 料理酒・・・お玉3/4杯
- みりん・・・お玉3/4杯
これらを入れて一回煮立たせます。
煮立ったら火を止め冷えるのを待ちます。
冷めたらこれを先ほど処理した食材のボールに入れてよくかき混ぜます。
一通り混ざったらジップロックコンテナなどのタッパーに入れて冷蔵庫で2時間以上寝かします。
この2時間の間に何度か混ぜて上下を逆さまにして全体的に味が馴染むようにします。
これで完成!
めちゃくちゃ簡単でしょ?
こんなに簡単で美味しいものが腸活に役立つなんて最高だと思いませんか?
みなさんも是非作って腸活してみてください。