たまには駅近でバトルだぁ〜!ってことで総武線のJR幕張駅から歩いて5分のところにある
屋台拉麺一’s さん
に突撃します。
基本データ
- 店名:屋台拉麺一’s
- 住所:千葉県千葉市花見川区幕張町5-417-112
- 電話:043-205-4806
- 駐車場:あり
- 営業時間:11:30〜14:30 17:30〜23:00(平日) 11:30〜15:00 17:30〜23:00(土日祝日)
- ジャンル:牛骨ラーメン
牛を愛するラーメン屋
屋台拉麺一’s(いちずと読む)さんは千葉市内に稲毛本店、幕張店、轟町店の3店舗を展開する牛骨ラーメンを提供する、一風変わったラーメン屋さんです。※焼肉屋も展開してます。
牛骨ラーメンとは読んで字の如く、牛の骨を煮出してスープをとるスタイル。普通のラーメンは鶏ガラか豚骨がメインどころで牛骨はあまり見かけないですね。
牛骨一途(いちず)で展開しているのは珍しいです。
牛の脂は旨味が強いのですが逆にそれが嫌なクセとなってしまい、重い油っぽさが口の中に残ってしまいがちなんですよね。
だからラーメンのスープベースにするのは難しく、それが取扱店を少なくしている原因だと思います。
そんな難しい牛骨をメインに据えている屋台拉麺一’sさんはよっぽど自信があるのか奇をてらっているのか…何はともあれ牛を愛して止まないラーメン屋さんなんです。
さてさてそんな屋台拉麺一’sさんの腕前はいかがなものか!
いざ対決です。
屋台拉麺一’sさんはこんなお店
お店の中はタピオカ店かってくらいオシャレで綺麗です。
やっぱ綺麗なお店はそれだけでテンション上がりますよね。基本的に食事をするところなので綺麗なのが前提ですが、ことラーメン屋となるとラーメンにばかり気がいってこの基本をないがしろにしているところが多いんですよね。誠に残念です。
その点でいえば屋台拉麺一’sさんはとても清潔感があり、ラーメンに集中できる最高のお店です!
さて、今回のオーダーはなんにしましょうか。メニューが色々あって迷います。でもこの迷うのも楽しみの一つなんですよね。
今回は、初めて訪れたお店なので一番スタンダードなラーメンである牛骨塩拉麺を頼んでみます。
メニューには牛骨塩拉麺とは的な説明文もあって待ち時間を持てあますことなく楽しく待つことができました。
テーブルの調味料も綺麗にまとめられていて好感度高めです。こういうところは結構大切なポイント。食事をとるところだから清潔でないとね。
韓国料理?牛骨ラーメンの正体とは
さあ!ラーメンとご対面です‼
ドン!
見た目は何となく焼き肉屋で出てくる牛テールスープみたいです。(笑)
まずはスープから。
おっ‼これは今までに味わった牛骨ラーメンとレベルが違います!
実は牛骨ラーメンは冒頭に書いた通り油っぽさが口に残るので、正直あまり期待してなかったんですがここのは違いました。
牛の旨味たっぷりなんですがなんか違う。。。
嫌味が口に残らないんです。
美味しい!こんな牛骨スープは飲んだことがありません。本当に焼き肉屋のテールスープみたい。(笑)
黒コショウのピリッと感が前面に押し出てくるあのウマウマスープの味です。でも、ちゃんと麺を主役にする慎ましさを兼ねそろえているんですよねここのスープは。
焼き肉屋を系列で持っている強みとラーメンスープのあるべき姿をちゃんと理解している店主のこだわりを感じる極上の牛骨ラーメンスープです。
麺は細麺で噛めばしっかり小麦を感じるやつで、うまくスープを絡めます。
そっと盛られた白髪ねぎ、小口に切られた分葱がうまく牛の嫌なところを吸収してるんですよね。本当にバランスが上手い。
美味しすぎてアッという間にたいらげてしまいました。
サイドメニューも充実 絶品塩すじこん
これじゃ物足りないって方には「あぶら玉」ってメニューもあるのでこちらを頼んでみてください。今回は恒例のミニ丼があるのであぶら玉は頼みませんでした。
たのんだことのある人はどんな味なのかメッセージいただけるとうれしいです。
そして今日のミニ丼♪
これは、塩すじこん飯。
今回は徹底的に塩でチョイスしてみました。
これがまた大正解!さっぱりしてて美味しい!スジ肉を繊維単位まで煮込むのも大変だろうに、味付けがしつこくならない塩ダレは最高でした。
再度訪れたくなる癖になるお店
ラーメンも含め塩すじこんも美味しく、珍しい牛骨ラーメンは癖になる味です。
これはもう再訪確定ですね。次回は違うメニューで対戦させていただきます。
ごちそうさまでした。
総評
ラーメンスープにするのは難しい牛骨を上手くまとめ上げた調理法はさすがの一言。ラーメンの新たな可能性を試したい方は是非行ってみてください。
お店の詳しい場所
屋台拉麺一’s 幕張店 (ラーメン / 幕張駅、京成幕張駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3