今回は千葉県民のソウルフード(ソウルラーメン?)
ともいえる竹岡式ラーメンのご紹介です。
竹岡式?
何のこっちゃって人の為におさらいです。
竹岡式ラーメンってのは千葉県富津市で発祥、
スープは使わずお湯に醤油ダレ、
チャーシューとみじん切りタマネギたっぷり、
本場の麺は乾麺を使用してる。
簡単に言うとこんな感じです。
もっと知りたいって人は
以前竹岡式ラーメンを食べた時のレポートに
もう少し詳しく書いてあるので参考にして下さい。
それではお店の話に戻ります。
基本は富津周辺の
千葉県でもかなり南まで行かないと
食べられない竹岡式ラーメンですが、
今日ご紹介するラーメンのかどやは
千葉市でイケちゃうんです。
なんと千葉市で本格的な
竹岡式ラーメンが食べられちゃうんですよ。
とっても素朴で
千葉のホッとする部分が感じられるお店なので
是非最後までお付き合いください。
基本データ
- 店名:ラーメンのかどや
- 住所:千葉県千葉市緑区古市場町723-6
- 電話:043-268-6648
- 営業時間:11:00~16:00(月曜日定休)
- 駐車場:あり
- ジャンル:竹岡式ラーメン
路地裏の駄菓子屋?
ラーメンのかどやは
大通りから一歩入った路地裏にあります。
近くには古市場公園があり
近隣住人の憩いの場となっています。
大通りにはminiがこれまでにご紹介している
様々なお店が点在し
まさにラーメンスポットのような場所です。
そんなスポットなのに
敢えての裏路地で営業しているってのが
近所の駄菓子屋みたいで気になるお店なんですよ。
お店の正面にも書いてありますが
竹岡式ラーメンのようです。
そしてちゃんと駐車場もあるみたいです。
お店の土地がL字型になっていて
ちょっと分かりづらいんですが
一軒挟んで角を曲がったところに
駐車場が用意されています。
駐車場に車を停めていざ入店です。
いや~。
せまい!
外から見てなんとなくわかっていましたが
せまい。
カウンターだけのお店で
店舗の大部分をキッチンが占めているので
非常に狭く感じます。
しかしちょっと慣れてくると
この狭さが心地よいのかも知れませんね。
でも、お店の中は非常に綺麗で
清潔感は満点です!
さて、今日は何を食べましょうか。
とメニュー表を眺めると
醤油ラーメンとチャーハンしかありません。
メチャクチャ潔いですね。(笑)
なので醤油ラーメン(600円)を頼むことにします。
そして朗報なのが
なんと半チャーハン(400円)も始めたみたいですよ。(笑)
これは頼まなくちゃって事で
半チャーハンもオーダーしちゃいました。
現代版竹岡式ラーメン
当日、お店には誰も居なかってので
オーダーしてからスグにラーメンが到着しました。
おっ!
これぞ!醤油ラーメンみたいなヤツです。
いただきます!
まずはスープから行きます。
スープはあまり脂分が無い感じで
細かく刻まれたタマネギが印象的です。
それではひとくち。
はい。竹岡式。
これですね。
醤油ダレを出汁ではなく
お湯で割っている感じ。
ダイレクトに醤油の塩辛さを味わえて
脂分が少ないために
タマネギや他にも海苔、チャーシューなど
様々な素材の味を邪魔しないスープです。
次に麺。
麺は昔ながらのたまご中華麺。
どうやらラーメンのかどやでは乾麺ではなく
生麺を使っているようです。
中太たまご麺で
ゆるめの茹で上げで
しっかりと小麦の香りが感じられます。
この麺にこのスープ、
これは懐かしさを感じさせるコラボですね。
海苔も磯の香りが強く
チャーシューも厚切りで食べ応えあり!
タマネギもシャリシャリと食感が良く
しっかりと満足できる一杯ですね。
今日のミニ丼♪
半チャーハン(400円)。
これ本当に半チャーハン?ってぐらい量は多いです。
味付けは控えめで濃いめの味付けチャーシューが
しっかりと味のバランスをとっています。
パラパラチャーハンじゃなく
しっとり系のチャーハンです。
総評
今回ご紹介したラーメンのかどやは
近所にある駄菓子屋みたいな存在ですかね。
路地裏にあって決して目立つわけじゃないんだけど
心にある種の存在感と共にしっかりとあり続けるお店。
そんな感じです。
ラーメン自体は至って普通。
小っちゃい頃から通い慣れている感満載なんですよね。
小腹が空いたときや
懐かしい昔のラーメンが食べたくなったら
迷わずここラーメンのかどやですかね。
とっても懐かしかったです。
ご馳走様でした。