たまには東京に遠征です。
お仕事の関係で都内に行くことのある都会人のminiです。(笑)
今回は東京都大田区にある
宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 さん
に突撃です。
基本データ
- 店名:宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀
- 住所:東京都大田区西六郷2-1-3
- 電話:03-6690-0893
- 駐車場:なし
- 営業時間:[平日]11:30~14:30/18:00~20:00[土]おみやげ販売のみ11:00〜15:00(or完売まで)
- ジャンル:しじみ出汁(醤油・塩)
割烹料亭のようなラーメン店
ここはいろんなメディアで騒がれていたので一度訪れたいと思っていたお店です。
場所は京浜急行の雑色駅からすぐで、
東海道本線・京浜東北線の踏切のところで
行列ができているのですぐわかりました。
しかし角地にある小さなお店なので行列がなければ素通りしてしまう感じです。
カウンター6席のみでとても小さなお店なんですが、
職人気質なのれんが期待を煽ります。
当日はとても暑い日で4組の待ちがあったので
結構時間が掛かるかなぁと思ったのですが、
思いの外回転が速く15分ぐらいで席に着くことができました。
熱中症にならずに済みました。
ラッキーです!(笑)
ラーメンではなくもはや作品
やっぱりここに来たからには
店名にもなっている宍道湖しじみ中華蕎麦(塩)を頼みます。
塩ラーメンは濃いタレの味での誤魔化しがきかない為、
本当に職人の技量が試されるジャンルなので
どんなラーメンが出てくるのか楽しみです。
着丼まで店内を見回すと、
隅々まで清掃が行き届いていてとても清潔にされています。
こういった細かいところも仕事に対する姿勢が感じられる部分ですね。
来ました!宍道湖しじみ中華蕎麦の塩味。
ビジュアルがもうラーメンじゃない。
とってもおしゃれ。
麺がきちんとそろえられて丼に収められていて、
綺麗に並べられたローストポーク、
メンマとエシャロットをバランスよく配置してあり、
センターには芽ネギが添えられています。
もはやアート作品と言っても過言ではないレベルです。
食べるのがもったいない気がしますが
いただきます!
味までも割烹料理
肝心なラーメンのお味はというと…
店名にもなっている「しじみ」のお出汁が抜群で
まさに高級割烹を頂いているような気分にさせてくれます。
しじみから出る出汁はコハク酸系の苦味をまとった旨味で、
その複雑な味の重なり方は塩ラーメンだとハッキリと認識できます。
麺もかなりこだわっているらしく
ストレートの細麺で歯応えも喉ごしも、さすがの一言です。
スープとの相性も抜群で、
申し分なくスープを連れてくるし多めの鶏油を絡めて吸い上げてくれるので
常に口の中に完成されたラーメンが出来上がっている状態です。
しかも、最後に口の中に仄かな小麦の香りを残してくれます。
麺に出来る最高の仕事をこなしている気がします。
一口すする度に上品な旨味が口中を埋め尽くし、
後から鼻に抜けるしじみの香りは
ここでしか味わえない芸術作品と言えます。
次から次へとくるしじみラーメンの波状攻撃にもうお手上げですね。
チャーシューも低温調理で仕上げたローストポークで柔らかく、
深みのある旨味をダイレクトに感じられます。
確かな技術に裏打ちされた職人技
どの素材をとっても驚くほど完成度の高い調理技術で、
それらをラーメンどんぶりの中で高次元で融合させています。
メディアで騒がれるのもうなずける一杯でした。
場所的に車でのアクセスは余りオススメしませんが
踏切の反対側にコインパーキングが数箇所ありました。
そんなラーメンを提供してくれる店主のTwitterは
@kohaku_iwataで検索してみてください。
今日のミニ丼♪
ローストポーク丼も繊細な味付けでこだわりを感じる逸品です。
お肉は柔らかいしネギのアクセントも良し。
最後は卵黄を絡めてマッタリとした濃厚丼にしていただきました。
ラーメンもミニ丼も高いレベルで提供してくれる
宍道湖しじみ中華蕎麦琥珀さん。
オススメです!是非!
総評
何度も書きますが琥珀は
ラーメンと言うジャンルを飛び越えて
割烹料理のようなラーメンです。
見た目はもちろん味も上品、
雰囲気も上品。
ちょっと大人なラーメン屋ですが
芸術的なラーメンを味わってみたい方は是非訪ねてみてください。
miniもチャンスがあればもう一度行きたいです。
因みにしじみには
オルニチンというアミノ酸が含まれていて肝臓の働きをサポートしてくれます。
またタウリンも豊富に含まれているので疲労回復にももってこいです。
疲れた肝臓や身体にこんなに美味しいお薬をいただけたら最高ですね。
多少の行列に我慢ができる旨いのも好きは
宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 東京本店 (ラーメン / 雑色駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0