今回は趣向を変えて、
旭郎山ってお店を特集しちゃおうと思います。
お仕事の関係でここ旭郎山で
ランチをいただくことが続いたので
いつもとは違い二種類のラーメンを食べ比べ形式で
ご紹介していきたいと思います。
ひとつは醤油らーめん、もうひとつが(郎)麺、
いわゆる二郎系ラーメンの食べ比べとなります。
普通のラーメンは食べられるけど二郎系は…って人や
二郎系じゃなければラーメンじゃないって思ってる人に
是非見ていただきたい!
なぜならmini自身もこのブログを始めるまでは
二郎系の美味しさを知らずにいたし
二郎系ラーメンを知る事で普通のラーメンの良さを
再発見することが出来たと思っているからです。
このブログを読むことで
知らなかった新たな食の世界を発見することが出来たら嬉しいです。
基本データ
- 店名:らーめん旭郎山
- 住所:千葉県千葉市中央区古市場町547-3
- 電話:043-420-8371
- 営業時間:11:00~23:00
11:00~21:00(水曜日のみ) - 駐車場:あり
- ジャンル:醤油ラーメン vs 二郎系ラーメン 食べ比べ
お店は男臭いぞ!
今回ご紹介する旭郎山はキョクリョウザンと読みます。
中々読みづらい店名ですが
見た目はなんとも古めかしいラーメン屋って感じです。
赤が基調の看板ですがポール看板は色が褪せているので
古さをより感じさせる一因となっています。
駐車場は広く利用しやすい雰囲気で
目の前を通る度にトラックなど
ガテン系の車が停まっていることが多く
見るからに男臭いラーメン屋であることが分かります。
この外観だと女性は結構入りづらいと思いますよ。
では入ってみます。
入り口入ってすぐに券売機があり
その隣に各種ラーメンの説明書きが書いてあります。
説明書きの一番上に(郎)麺(830円)と言うのがあって
これがいわゆる二郎系ラーメンのようです。
そして今回食べ比べするラーメンが醤油らーめん(800円)です。
これは鶏と魚と貝から出汁を取ったトリプルスープのようですよ。
もちろんそれぞれ違う日に訪問して
1杯づつ頂いたので満腹感による味の劣化は無いと思ってください。
席はカウンターが主体で奥に数席テーブルがある感じで
入って正面にある壁には正体の判らない覆面レスラーが
ラーメンを食べている絵がダイナミックに描かれています。
これは目を引きますね。
後は家系ラーメン屋のように
テーブルトッピングが大量に用意されているのも特徴的です。
その中でも興味を惹かれるのは
この店オリジナルであろう「醤油漬けにんにく」です。
これも男臭いアイテムですねぇ。
(郎)麺の方には非常に合いそうなトッピングですよ。
さあ次からは食べ比べ本編になりますよ。
(郎)麺
さて、それぞれの食べた感想を述べていきたいと思います。
まずは(郎)麺。
二郎系のラーメンですが
食券を渡すときに聞かれるはずの好みは聞かれないので
野菜マシをしたい人は自ら申し出ないとダメみたいです。
ご注意を!
出てきたラーメンの見た目はまさに二郎系です。
たっぷりのもやしが山のように盛られていて
これでもかってぐらいに厚切りのチャーシュー。
見ただけでお腹いっぱいになってしまう感じのビジュアル。
それではいただきます。
まずはスープ。
匂いは豚骨を炊き上げましたって匂い。
色は茶色ベースで乳化した濁りが強いスープです。
味は塩味が結構強いしょっぱい系の味です。
匂い、色、味どれも二郎系って感じ。
次に麺。
麺はカネジン食品ってところの麺を使用しているらしく
入り口のところに容器が積まれていましたよ。
見た目は極太ちぢれ麺で抜群の存在感。
見た目はゴワゴワ系ですが
食べた感触はシコシコしたナイスな食感の麺です。
これは旨いですね。
それではビジュアルクイーンのチャーシューをいただいてみます。
見てください!この厚さ!
2cmはあろうかという分厚さ!
食感はしっかりとした歯ごたえがあり
味は薄めの仕上げなのでスープに浸しながら
食べるとちょうど良い感じです。
全体を通すと濃いめの味が好きで
食べ応えのある極太麺が好きって人には
おススメのラーメンですね。
醤油らーめん
次は醤油らーめんです。
こちらは説明書きに鶏×魚×貝って書いてあったので
複雑な旨味が期待できますよ。
先ほどご紹介した(郎)麺とは打って変わって
非常に綺麗なビジュアルです。
シンプル中華ってよりも
ちょっとこだわりのあるお店のラーメンって感じですね。
四街道で頂いた司奈そば七七三を思い出させます。
美味しそう。
それではいただきます!
最初はスープ。
済んだ琥珀色のスープにはキラキラと鶏油が輝いています。
ひとくち。
おおぉ!
思ったよりも煮干しの香りが強いですね。
ちゃんと鶏ガラの旨味も感じられるし
最後にはアサリから出るほのかな苦みを伴う
琥珀酸の旨味を感じることもできます。
旨味が複雑に絡み合ってとっても美味しいスープですよ。
次に麺。
麺はストレートの細麺でツルッツルで
複雑かつ繊細なスープによく合います。
しかも麺の量が多い!
こう言ったラーメンって
なぜか麺の量が少なくて
もう終わり?って不満を感じることが多いんですが
このラーメンは大満足な食べ応えを叶えてくれています。
チャーシューは(郎)麺と同じものを使用していますが
しかし薄くスライスすることでプルプルした食感を表現。
スープとの相性がよく
考えられているなぁと感心させられます。
これはなんとも素晴らしい逸品ですよ!
男臭い店舗とは裏腹に非常にレベルの高い
完成されたラーメンと言えるのではないでしょうか。
総評
今回は同じお店で違うラーメンを食べ比べてみました。
中々このような体験をすることは少ないと思いますので
是非参考にしていただければと思います。
旭郎山というラーメン屋は
見た目、男臭いラーメン屋で訪問するのに
ちょっと勇気がいるかもしれません。
しかし、その見た目にしっかり答える(郎)麺や
食通も唸るような醤油らーめんなど
ふり幅が非常に大きいラインナップを揃えるラーメン屋です。
また醤油漬けにんにくなどテーブルトッピングも充実しているので
味変も自由に行えます。
これは淡麗系ラーメンを専門とするラーメン屋では
体験することができないかも知れませんね。
近所にはチキンステーキを丸まる乗せた「とん太」や
miniのお気に入り家系ラーメン屋である「吟家」の本店があったりと
ラーメン激戦区です。
その中でもしっかりとお客さんを集めている旭郎山。
その理由が今回の記事で少しはお判りいただけたでしょうか?
少しでも気になった方は是非
実際にお店に足を運んで食べてみてくださいね。
ご馳走様でした。