だいぶ来ました。木更津です。
館山なんかだと諦めて高速を使うんですが、木更津は中途半端な距離なので時間があると下道で来ちゃうんですよね。しかしながらやっぱ下道だと結構しんどい。千葉市内からでも下道だと2時間弱は軽く掛かります。千葉県は広いんです。
そんなしんどさを吹き飛ばすために今日も美味しいラーメン屋を探します。
そして見つけちゃいました美味しそうなお店。
今回は
千葉房総 麺のマルタイ さんへ突撃します。
基本データ
- 店名:千葉房総 麺のマルタイ
- 住所:千葉県木更津市東太田1‐9‐30
- 電話:0438‐98‐4404
- 駐車場:あり
- 営業時間:11:00~15:00 18:00~21:00(日曜日定休)
- ジャンル:背油のこく煮干らぁめん
地元の人気店
さあ、麺のマルタイですが店構えはとっても可愛らしい感じです。
店内自家製麺の看板が目を引きます。地元の人気店らしいのでどんなラーメンが出てくるのか今から楽しみでたまりません。
早速店内に入ってみましょう。
なんだかオシャレですね〜。きちんと綺麗だし、色んな種類のオイルが整然と並んでいるのなんかとてもラーメン屋とは思えません。このオイルはマゼソバ用のオイルっぽいんですが、種類が豊富なんです。カキ、エビ、カニ、焼きアゴ、ネギ、アオサ、ニンニクと8種類もあります。これを知った瞬間にマゼソバも食べてみたくなりましたが、今回は背脂のこく煮干しらぁめんをチョイスしております。そしてこのお店ではつけ麺で麺の量が選べるのはよくありますが、普通のラーメンでも量を選べちゃうんです。これは腹ペこサラリーマンにはたまらないサービスですね。さらに、店員さんもハキハキしていてとっても気持ちの良い接客です。特に店長さんの元気が満点でした。地元で人気が出る意味が分かる気がしますね。やっぱり元気のいい挨拶、接客はお客としても元気になります。
こうなると俄然ラーメンの味にも期待が膨らんできます。
自家製麺が特徴的
やってきました。背油のこく煮干らぁめんです。
見た目は背脂が凄く、チャッチャ系のラーメンみたいです。
それではいただきます!
スープは意外にも薄味です。しかし、決して薄過ぎる訳ではなく丁度良い品のある仕上げ。煮干しの風味を活かした味付けです。そこにこれでもかってくらい振り掛けられた背脂がほのかに甘みを加えてくれます。
麺は自家製麺らしく自家製感満載の中太ちぢれ麺で、口に入れた瞬間に小麦の香りが広がります。ゆで加減は少しゆるめでまるで喜多方ラーメンを思わせるような感じです。
チャーシューは2種類のっていて、鶏チャーシューはしっかりと味が染みていてとっても柔らかく煮込まれていますがちゃんと歯ごたえを残してあります。また、バラチャーシューの方が控えめな味付けになっており上手くバランスが取れた設定になっています。
次にメンマ。これはコリコリ感が非常に強く、全体的に柔らかめのラーメンに違った食感をもたらし面白いです。
オイルや漬けタマネギで味変が面白い
スープの味が薄めなので食べ進めていくと少し飽きが来ちゃうんですが、そこは考えられているみたいでテーブル調味料の中にひときわ目立つヤツが助けてくれました。
それがこちら
ダシ醤油で漬けられたタマネギです。このダシ漬けタマネギをスープに入れると、全く違うラーメンが出来上がります。
単純にタマネギを入れるだけだとタマネギの旨味だけがプラスされるのですが、これはダシ醤油で漬けにされているのでラーメンスープに更なるダシの旨味が加えられて、単調に思えてくる味に更なる世界観が生まれます。
本当によく考えられています。きっとテーブルのアイキャッチとなっているズラリと並べられたオイルも、マゼソバの変身アイテムとして大いに活躍すること間違いないと思われます。
総評
デフォルトだととっても品の良い薄味な一杯ですが、自分好みにアレンジできる幅を非常に大きく取ってあるラーメンでした。マゼソバのオイルもそうですが麺のマルタイさんは自分の味をお客に押し付けるのではなく、きちんと基本の出来上がったラーメンをお客さんの好きなようにアレンジさせることで唯一無二のラーメンを提供するスタイルなんだと思います。
そのままでも美味しくいただけるし、自分のオリジナルも追及できる麺のマルタイさん。何度もリピートしたくなるお店です。
ご馳走様でした。
麺のマルタイTwitterはこちら
千葉房総 麺のマルタイ (ラーメン / 祇園駅、上総清川駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5