新型コロナウイルスによる景気低迷の特効薬として政府が企画したGoToトラベル。
皮肉にも実施時期に近づくにつれウイルスの感染者が再度増加し、東京では過去最多を更新し続けています。
東京都を対象から除外したり高齢者や若者の団体も対象外となるなど、平等性が大前提の税金を使用する公共事業とは到底言えない内容です。
それでもキャンペーンを強行する姿勢には甚だ疑問を感じますがしかし!我が千葉県はこのキャンペーンの対象になるみたいなので、どうせなら思う存分利用しないともったいない。
と言うことで今回は観光ついでに堪能したい、知っていると通ぶれる隠れた名店をご紹介します。
それが 麺工房 むつ味 です。
基本データ
- 店名:麺工房 むつ味
- 住所:千葉県鴨川市横渚1701-1
- 電話:04-7093-6237
- 営業時間:11:30~20:00(火曜日定休)
- 駐車場:あり
- ジャンル:台湾ラーメン
地元民しか知らないお店
麺工房むつ味は千葉県の南東部に位置する鴨川市にあります。
鴨川市と言えば鴨川シーワールドが有名ですね。miniも幼少期に何度か行った記憶があります。
当時はバックヤードの体験ツアーがありベルーガの頭を触ったりできたんですけど、今もそんな体験できるんですかね?とにかく鴨川に行ったら鴨川シーワールドでしょってぐらいメジャーなスポットです。
鴨川シーワールドで散々遊んだ後は麺工房むつ味に是非立ち寄ってもらいたい。
なぜなら麺工房むつ味は地元民しか知らないような場所にある為、知ってると鴨川通っぽく振舞えちゃうからです。
もちろん味もしっかり美味しいので安心して通ぶっちゃいましょう。(笑)
写真のような狭いトンネルを抜け、住宅が数件立ち並ぶ袋小路に入っていくと麺工房むつ味は現れます。
看板が進入方向からは目立たない位置にあるので本当にあ店があるのか不安になりますが、唯一電光掲示板だけが頼りなくお店の存在を訴えかけてくれています。
お店の前には数台分の駐車スペースしかなく、混雑時には入店を諦めることもありそうな雰囲気です。
お店の中は非常に清潔感があり、職人気質っぽい店主と奥様(?)の2人でお店を回していました。
雰囲気はアットホームで悪くないんですが各席に灰皿が置いてありました。これはちょっとした衝撃ですね。いまだにこんなお店があるとは!
まあそこが鴨川たるゆえんかも知れませんが。(笑)
因みに店内で喫煙しているお客はいませんでしたよ。
やっぱり店名の入ったラーメンでしょ!
席に座りメニューを眺めます。
初めて来たお店なのでスタンダードな正油らーめんを頼みたいところですが、店名を冠したむつ味めん(900円)なるメニューがあるじゃないですか。
これはもう、むつ味めんをオーダーするしかないですね。
むつ味めんには「辛い」と「辛くない」の2種類から選べるらしく、今回は「辛い」ほうをチョイスしました。
どんなラーメンなのか楽しみです。
目の前で手際よく作り上げられていく様を見ていると、職人っぽい店主の風貌がより期待を膨らませてくれます。そして具材を炒める音と漂ってくる匂いが空腹に追い打ちを掛けます。
そして遂に!来ました。
むつ味めん!
見た目は台湾ラーメンみたいです。
ゴマ油の香りがフワッと鼻孔をくすぐりアジアンな気分にさせてくれます。
それではいただきます!
スープはコクのある醤油っぽい味です。まさに台湾ラーメンのようなスープ。
魚醤ですかね。ちょっとクセのある味に仕立てられています。
今まで食べたことのある台湾ラーメンの中では、文句なくナンバーワンの味!
辛さの正体はどうもラー油のようです。クセのある魚醤とピリ辛のラー油の相性が抜群でやみつきになちゃいます。
旨い!
麺は細ちぢれ麺で、クセになるスープを大量に絡めてくれます。
次から次へと啜りたくなるタイプのラーメンですねこれは。
また、麺に紛れて千切りにされた白菜、タケノコ、豚肉、そしてアジアンな香りを更に深めるニラや食感のアクセントになるキクラゲなど、豊富な具材たちが個性豊かに丼の中で踊っています。
台湾ラーメンって得てして魚醤の臭みばかりが先行して鼻につく味になりがちですがむつ味めんは、決してそんなことは無くきちんと味わい深い仕上がりのラーメンになっています。
総評
なかなか遠出して楽しむことが難しいこのご時世。
地元の新たな観光名所を発見するいい機会なのかも知れません。
千葉には千葉の良い所がたくさんあるのでこの機会によりディープな千葉を見つけちゃいましょう!
よりディープな鴨川を体験したい人は、是非麺工房むつ味へ行ってみてください。
ご馳走様でした。
お店の場所