ども。
今回は館山です。
そう!千葉の最南端。
ここにはまるで映画のワンシーンに出てくるような可愛いラーメン屋があるんです。
しかも美味しい。
生姜の効いた醤油ベースの珍しいラーメンが人気で一度食べたら忘れられない味です。
さらに店主がとっても気さくな方で館山の思い出のひとつとして絶対に立ち寄るべきお店です。
それが波音(なみね)食堂なんです。
楽しく遊んだ後は、美味しい食事と楽しい時間で思い出をもうひとつプラスちゃいましょう。
基本データ
- 店名:館山 生姜醤油ラーメン 波音食堂
- 住所:千葉県館山市上真倉1584
- 電話:非公開
- 営業時間:11:00~(材料が無くなり次第終了)
- 駐車場:あり
- ジャンル:生姜醤油ラーメン
こんなところに行列?
波音食堂はなみねしょくどうと読みます。
お店の場所は海辺ではなく街中でもない、山道の途中にポツンとあります。
なんでこんなところに?
館山って言ったら海でしょ?
しかも街中でもないこんなところにお店を出すのはかなりの冒険だと思える場所です。
そんな立地にあるにもかかわらず、お店の前には行列ができています。
時間は12時ちょい過ぎ。
時間的に仕方ないかと思いながらも、店前に停車し順番待ちの名簿へ名前を書きに行きます。
順番は待ち2組とそんなんでもなさそうです。
しかし!ここでちょっとしたハプニングが起きます。
なんと待っていた駐車場の順番を後から来たカップルに抜かされてしまったんです。
※入店の順番と駐車待ちの順番は別なんです。
確かに立地の関係上どこに駐車して良いのか分かりづらいのですが、このカップルは明らかに意図して順番を無視しています。
本当にマナーが悪い!
人気のお店で材料が無くなり次第閉店してしまうので急ぎたい気持ちはわかりますが余りにも身勝手過ぎます。
自分さえ良ければマナーなんてどうでもいいようです。
同じ日本人として悲しいですね。
そんな思いを抱いていると店員さんが出てきて名簿からminiの名前を呼んでいます。
非常に残念でしたが車を駐車出来ない旨を店員さんに伝え、一旦失礼する事にしました。
店主の人柄がお客を呼ぶ
近くで所用を済ませ1時間後ぐらいに再度訪問する事にしました。
木曜日って事もあってか行列は解消しており、駐車場もなんとか1台分空いていました。
ようやく期待のラーメンにあり付けそうです。
ウキウキしながらお店をのぞくと待ちは無いけど満席で外で待つように促されます。
さすがに人気店ですね。
行列がなくてもすぐにはラーメンを食べれません。(笑)
お店の外観はまるで映画に出てくるような可愛いさです。
メニュー表も置いてあるので、待っている間にオーダーを決められます。
行列店には必須のサービスですね。
外で待っていると余り待たずにお店の人が案内に出てきました。
そしてちゃんと気づいてくれました。
さっき車を停められず一旦帰った客であることを!
余り時間が経っていないけど、この気づきは人気店なのに凄いなぁと感心しちゃいます。
更にお店に入ると大きな声でお出迎えされ最高の気分。
目の前がカウンター席とキッチン。
右奥の方はテーブル席が何席かあります。
カウンターに座り、待っている間に決めておいたオーダーをします。
今回は場所的に何度も来れなそうもないので贅沢ラーメンをチョイスしちゃいます。
特製ラーメン(1,100円)
ちょいと高いですが観光気分でいっちゃいます。(笑)
店内は非常に綺麗でキッチン内も清潔に保たれています。
やっぱり綺麗なお店はそれだけで安心しますね。
ラーメンを作る作業も小気味よく、店内のお客に対して常に目配せしているママさんとのコンビネーションもピッタリで、お店全体にいいオーラが漂っているのがわかります。
破壊力抜群の生姜醤油ラーメン
待つ事しばし。
来ました!特製ラーメン!
ぬぉー。美味そうです。
厚切りチャーシューが3枚、ワンタン、煮卵、ほうれん草、ワカメ、ネギそして生姜が載っています。
清湯の醤油で生姜を効かせたラーメンと言えば、東京の秋葉原にある青島食堂のラーメンが思い出されます。
青島食堂のラーメンはminiがTwitterのアイコンに使うぐらい好きなラーメンなんですが、ここ波音食堂のラーメンはどうでしょうか?
期待に胸を膨らませいただきます!
まずはスープ。
おぉぉぉぉ!やはり生姜が効いてます。
最初に生姜がガツンと来ますが全体的にはとても優しいし味です。
しょっぱ過ぎずにちょうど良い塩加減で具材の美味しさを引き立たせる味に仕立てられています。
麺は細くお蕎麦を感じさせる麺。
食感も歯応え喉ごし共にお蕎麦みたいです。
味はしっかり小麦を感じる中華麺なのでギャップが面白いです。
チャーシューは分厚く味がしっかり染みていて食べ応え満点。
ワンタンはエビワンタンでエビがプリプリの食感、細切りにされたメンマとの食感のコントラストが面白いです。
その他、ワカメもネギもほうれん草もちゃんと存在感をアピールしていて、どの具材も必要不可欠なメインキャストでした。
今日のミニ丼♪
チャーシュー生姜ごはん(350円)
こちらは驚くほどサッパした一品。
大量のタマネギと生姜が一切のしつこさを感じさせず、多少お腹いっぱいでもサラリといけちゃいます。
また、途中でマスターから「レンゲにすくってスープにドボンが旨いよ」と裏技を教えていただきました。
これ、本当に激ウマでした。(笑)
総評
生姜醤油という珍しいスープが話題になりがちですが、キチンとした仕事をしてるからこその人気店なんだとわかりました。
また、メモを取りながら食べるminiを見て「ブロガーさんですか?」と気さくに声を掛けてくれるマスターと気遣いのママさんの人柄が最高の調味料であるんだとも思います。
何度も食べたくなる美味しさでした。
帰り際も「またいらしてください!」と送り出してくださるその言葉には心がこもっていて温かさを感じました。
ご馳走さまでした。
最後に…
コレは食べてる最中にマスターから聞いた話ですが、以前来たブロガーは写真を撮るのに10分近くかけていてブログには「スープが冷めていたとか麺がのびていた」などのひどい批評を書かれたことがあると言う事でした。
もちろんブログは個人のものなので何を書いても自由ですが、やっぱり最低限のマナーが必要だと思うんです。
順番を抜かすカップル然り、お客側にも守らなければいけないルールがあると思うのでminiはしっかりとマナーを守ってブログを続けていきたいと思います。
お店の場所