暑い日と、寒い日が交互に訪れ
真夏のような暑さと湿度が襲ってきたかと思ったら
一気に冬の入り口のように寒くなったり
体調管理が非常に難しい季節になりました。
食べるものに関しても
暑い日はつけ麺が食べたくなるし
寒い日には熱々のラーメンがすすりたくなる。
こんなんじゃ体調管理もへったくれもありませんよね。
まあどんな日でもラーメンばっかり食べているので
今更体調管理も何もないんですけどね…(笑)
とは言うもののラーメンばかり食べているのも
さすがにどうかと思うので
たまには身体に良さそうな蕎麦でもと思い
前々から行ってみたかった素敵な蕎麦屋に行ってきました。
千葉市の公式観光ガイドにも載っている
とっても素敵なお店なので最後までお付き合いください。
基本データ
- 店名:そば吉左右 更科
- 住所:千葉県千葉市若葉区北谷津110-2
- 電話:043-228-5057
- 営業時間:11:00~21:00(水曜日定休)
- 駐車場:あり
- ジャンル:日本蕎麦
気になる蕎麦屋
お店の場所は千葉市街から東金市へ抜ける
国道126号線沿いにあります。
しかし国道沿いにあるとはいえ
周りにはほぼ何もなく突然お店が現れる感じなので
お店の雰囲気があまりにも素敵なので違和感はハンパないです。
だって周りには田んぼしかないんですよ。
なのにこのクオリティのお店が突然現れたらビビりますよ。
でもでも、周りが田んぼだらけってだけあって
土地はあまりまくってる訳です。
なので駐車場は広々していて運転が苦手な人でも
絶対に安心して駐車できるレベルの広さです。
全体的な雰囲気は黒を基調にモダンな造りになっていて
外観を見るだけで「行ってみたいな」と思わせます。
実際miniも何度も前の通りを通っていますが
いつかは訪問したいと思っていました。
今回は同僚とお昼を食べる事になり
たまたま近くにいたので念願の
このお店に訪問って事になった訳です。
お店の入り口にはちょっとクセのある書体で
「そば吉左右 更科」の文字が。
雰囲気在りますね。
因みに「そばきっそう さらしな」と読むそうです。
更に入り口には手書きのブラックボードがあり
本日のおススメが書かれてます。
季節限定の「すだちを使った二八と田舎蕎麦」
美味しそうですねぇ。
早速入ってみましょう!
店内も雰囲気充分
お店に入るとこれまた雰囲気のある空間が
広がっていました。
表とは対照的に
白で統一されたインテリアは清潔感があり
とても好感が持てます。
訪問した時間帯がお昼のピークから
少し外れた時間だったにも関わらず席は満席に近く
案内された席は階段下のちょっと狭い席でした。
お店の方は申し訳なさそうに案内してくれたんですが
これがまた逆に雰囲気のある席で
デートだったら抜群のムード漂う席になていました。
仕切りが周りの視線をシャットアウトしてくれるので
半分個室のような感覚で食事ができますね。
と、雰囲気の良さに喜んでばかりいたら
お店の方から水を差す一言が…
「今日はすだち切と二八と田舎そばの天ぷらせいろが売り切れちゃいました。」と
いきなりの強烈な先制パンチです。
入り口にあったおススメが品切れ…
やっぱり人気のあるメニューなんですね。
それでは何を頼みましょうか。
う~ん。悩みますね。
正直、口の中がすだちそばになっちゃてるんですよね。
困った。(笑)
気持ちを切り替えてメニューをのぞき込みます。
メニューは蕎麦だけではなくうどんや焼き鳥など
非常にバラエティに富んだ構成で
本来は食事だけでなく呑みの席で活躍するお店みたいです。
メニューに一通り目を通して
いも豚の開化丼せっと(1,250円)を
冷たいお蕎麦で頼むことにしました。
開化丼って聞いたことあります?
開化丼っていわゆる他人丼ってヤツで
鶏肉を玉子で閉じたのを親子丼と言うのなら
鶏肉以外、いわゆる牛肉や豚肉を玉子で閉じたものを
開化丼と言うらしいです。
立つ蕎麦の香り
席の近くには電動の石臼が動いていて
実際にそば粉を引いていました。
こう言うのを観れるのも中々いい演出ですね。
料理が出てくるまでの時間つぶしになります。
ゆっくりと回転しながら
ボロボロとそば粉を吐き出す石臼に見とれていると
案外に早く料理が運ばれてきました。
はい。
これがいも豚の開化丼せっとです。
写真に写る左から開化丼、お味噌汁、お蕎麦
そして奥にあるのが茶わん蒸しとお漬物です。
美味しそうです!
それではいただきます!
まずは開化丼。
こちらは上品なつゆが掛かっていて
お蕎麦屋さんこそのお出汁で非常に上品です。
豚肉も柔らかく玉子とじとも相性よしです。
豚肉を使っているのに重く感じないでいただける丼ですね。
次に待望のお蕎麦をいただきます。
まずはお蕎麦のみでいただいてみました。
蕎麦の香りが本当に凄い!
これが引立てって事なんでしょうか?
非常にお蕎麦の香りが立っています。
つけつゆもメッチャいい味してます。
しょっぱ過ぎず甘すぎず。
蕎麦屋の味って蕎麦の味もそうなんですけど
結局のところこのつけつゆの旨さに掛ってると言っても
過言ではないんですよね。
最後はお漬物と茶わん蒸しにお味噌汁。
これらもそつなく上品にまとめられていて
非の打ちどころのないセットだと思いました。
総評
建屋の雰囲気、接客、そして感染症対策
どれも文句の付けようがないレベルのお店です。
もちろんお蕎麦の味は最高レベル。
今回は食べる事の出来なかった旬のおそばを
次回は必ず食べたいと思わせてくれるお店でした。
もちろん緊急事態宣言が解除されたら
お酒も飲みに行きたいですね。
ご馳走様でした。