新しいお店が出来ては消える入れ替わりの激しいラーメン業界。
歴史も長くファン人口が多いので
美味しくなければすぐに淘汰されるラーメン屋。
美味しければおのずと噂は広まり
客が客を呼ぶそんな現象を人は口コミと呼ぶのです。
今回はそんな「口コミに踊らされてみた」と言うYouTube的なレポートです。
というもの、このブログを始めてからSNSで仲良くなった
フォロワーさんから勧められたお店に行ってみたんです。
初めての体験なのでちょっとドキドキです。
それが千葉県は八千代市の勝田台駅からすぐ近くの麵や田中です。
勝田台と言えば以前に訪れた金ちゃんbeyondが近くにあるし昔からの有名店篤々があるちょっとした激戦区です。
今回はそんな濃厚エリアでたまり醤油にこだわって勝負しているお店麺や田中をご紹介します。
基本データ
- 店名:麺や 田中
- 住所:千葉県八千代市勝田台1-26-8
- 電話:非公開
- 営業時間:11:30~14:30
17:00~翌1:00(日曜日・月曜日定休) - 駐車場:なし
- ジャンル:たまり醤油ラーメン
お店の中にのれんが…
お店は京成本線の勝田台駅から歩いて行ける範囲にあります。
しかし、勝田台駅の周辺と言えば不動の人気店篤篤や満を辞して開店した山形ラーメンの2号店、金ちゃんbeyondがあったりと
まさに競合が乱立するエリアです。
なぜこんなエリアに出店しようと思ったのかわかりませんがある意味、店主の情熱を感じることができますよね。
店構えはモダンで入口には商品とこだわりが写真付きで貼り出されています。
特徴はたまり醤油を使ったスープらしくその他に気になったのは青唐辛子麺。
写真を見る限りでは清湯スープでどれも美味しそうです。
お店に入るとまず目につくのがのれんなぜかカウンターのところにのれんが掛けられています。
そして少し薄暗く感じる店内。
これ、外から見るとお店自体が定休日なんじゃないかと思ってしまいます。
もう少し考えた方がいいかも知れませんね。
実はお客さんを逃している可能性がなきにしもあらずです。
それとは裏腹に店主の愛想は良く元気よくお出迎えをしてくれるんです。
まあそんなことはさて置いて本日のオーダーを決めます。
券売機はわかりやすく整理されていて親切です。
青唐辛子麺も非常に惹かれたんですが初訪問ってこともありお店の太鼓判であるたまりそば(650円)をチョイスすることにしました。
食券を店主へ差し出すと両手で受け取ってくれました。
店主の謙虚な姿勢が現れたひとコマですね。
思いの外アッサリ
ラーメンが出てくるまで店内を観察してみます。
ホコリなどは無く綺麗なんですがなんだか色んなものが片づけられずに積み重ねられています。
なんとなくゴチャゴチャした感じです。
きっとお客さんのことは気にするけど、自身の整理整頓は苦手なのかも知れませんね。(笑)
そんなことを考えていると出てきました
たまりそばです。
器が熱々なので受け取る時は気合が必要です。
店主が器が熱いので気をつけてとひと声掛けてくれますが尋常じゃない熱さでした。
mini以外に女性2人組がお客としていたんですが、その人たちも受け取るのに苦戦していました。(笑)
これは、いい感じですね!
透明スープでまさに中華そばってヤツです。
それではいただきます!
おや!?スープは思いの外アッサリです。
たまり醤油を謳っているので濃いめの味を想像していましたが全然アッサリ!
逆にアッサリしすぎな感じです。
麺はストレートの細麺で藤代製麺所の麺のようです。
麺自体は特徴的な感じはなくスープの邪魔をしないように作られているようです。
チャーシューはバラ肉使用でまるで角煮のようなホロホロの仕上がり海苔も小松菜もスープの味に上手く乗っかってまとまりの良いラーメンに仕上がってますね。
素材の味をしっかりと味わえるとても上品なラーメンです。
今日のミニ丼♪
おかかめし(200円)
これはなんのひねりもないご飯の上におかかを載せた一品。
正直このままでは食べづらいです。
でも、これをラーメンのスープへドボンするといい感じになっちゃいます。
アッサリしたスープにかつお節の香りと旨味が移ってワンランクアップのスープに変身します。
多分この食べ方が正解なんだと思う…
総評
こだわりのたまり醤油が売りのラーメンは非常に上品で食べやすい一杯でした。
敢えて言えばもう少しインパクトが欲しいところでしょうかこれはこれでとても美味しいんですがリピートまでの時間はちょっと必要かも知れません。忘れた頃に「あっ、麺や田中に行こうかな」的な存在のラーメンですね。
ご馳走さまでした。