行ってきました!
遂に行ってきちゃいました!!
多分、日本一有名なラーメン屋であろう中華蕎麦とみ田へ。
中華蕎麦とみ田って知ってますか?
公式HPによると
大つけ麺博に2012・2013、2018年に優勝。
https://www.tomita-cocoro.jp/about_us.html
ラーメン業界最高権威の講談社TRY大賞を4連覇、殿堂入り。
食べログブロンズアワード 2017&2018&2019を受賞。
と記されています。
このような華々しい歴史のあるお店なんです。
「もちろん知ってるよ」って人がほとんどだとは思いますが、行ったことがあるよって人は少ないかも知れません。
なぜなら中華蕎麦とみ田って完全予約制で、フラっと行って食べる事が難しいお店なんです。
HPにも書いてありますが1日の予約数は店舗受付で40名程度、ネットで35名程度となっています。
こんな狭き門の為、市川に住んでいながら訪問することに、とてつもない壁を感じていたんですが、最近になって「ラーメンブログをやってて市川に住んでいるのに、とみ田に行ったことが無いってヤバくない?」って息子に言われちゃったんですよ。
確かに!!
とみ田系列のお店は何店かお邪魔したことがあるのですが、本丸には未だに攻め入ったことが無かったんです。
痛いところを疲れました。(笑)
ちょっと面倒臭いからって、こんなに近くに超有名店があるのに行かないのはブログ主としての怠慢では無いかと、その一言で気付かされたんですよ。
なので行ってきました!
中華蕎麦とみ田!
感じたことを隅々までレポートするので、まだ体験したことのない人は最後までお付き合いください。
基本テータ
- 店名:中華蕎麦 とみ田
- 住所:千葉県松戸市松戸1339
- 電話:047-368-8860
- 営業時間:11:00~15:00(水曜日定休)
- 駐車場:なし
- ジャンル:魚介つけ麺
確実に食べたければ朝7時に並ぶべし!
訪問当日。息子の一言に奮起して朝早くから店舗予約をすることにしました。
せっかくあの中華蕎麦とみ田を味わうなら、とことんアナログにダイレクトに味わいつくそうという魂胆です。
平日は朝8時から、土日祝日は7時から予約開始となるみたいなので、朝一に食券を買いに行こうと思います。
この日は8月11日、山の日で祝日。
お店自体は松戸駅から歩ける範囲内なので、miniの自宅から車で15分程度の場所です。
超有名店である事も踏まえ、朝6時半に家を出れば充分でしょうと高をくくっていました。
期待と眠気が混在する頭で、7時ちょっと前に中華蕎麦とみ田へ到着。
えっ!!
衝撃の光景です!
もう並んでる…
しかも結構な人数…
マジか…
並んでいても1人か2人だと思ってましたがガッツリ並んでます。
さすが超有名店。
ビビりながら列の最後尾にドッキングします。
お店の脇にはおススメの食べ方指南書や、お品書きが貼りだされています。
結構な情報量ですが行列が進む速度がゆっくりなので、しっかりと熟読できちゃいました。(笑)
かれこれ10分ほど並んでたでしょうか、ようやく券売機の前にたどり着きます。
いったいどんなメニューが待ち受けているのやら。
ドキドキしながら券売機をのぞき込みます。
超有名なつけ麺の他に、ラーメンなんてのもあります。
やっぱり初とみ田はつけめんですかね。
とみ田のつけめんはサイズごとに金額設定されていて、
ミニ(1,250円/120g)
小 (1,250円/180g)
並 (1,300円/250g)
大 (1,400円/350g)
特 (1,500円/450g)
特大(1,650円/550g)となっています。
朝7時台ってこともあり、食欲的になんとなくつけめんの小(1,250円)をオーダーすることにしました。
そしてそこに特選全部乗せトッピング(1,000円)を追加します。
※特選全部乗せトッピングとは幻の豚TOKYO-Xを使った4種類のチャーシューとプレミアム心の味焼売がトッピングされます。
これだけで2,250円!
ちょっとしたテーマパーク並のお値段です。。
食券を購入しアテンドしてくれるお兄ちゃんに手渡します。
この時に好み(ネギ・柚子・メンマ抜きなど)を聞かれ、集合時間を知らされます。
行列に並んでいるときは「午後になりますよ」なんて案内されていましたが、ギリギリ午前中の11時25分集合となりました。
7時前に並んでこんな感じなので、どうしても食べたいって人はネットで予約するのがいいと思います。
ネットはネットでOMAKASEというネット予約専門サイトで毎週火曜日の12:30から一週間分の予約枠が解放されるという、ややこしいシステムなので注意事項をよく読んでからの予約になりますが…
一応参考リンクを貼っておきます。↓
さあ、予約が無事に完了したのでいったん家に戻って雑用を片付けます。
家が近いとこれができるのでいいですね。
遠方から来た人はどうやって時間をつぶすんでしょう?
時間帯が時間帯だけに周りのお店もまだオープンしてないんですよね。
遠方の方もネット予約が必須かも知れません。
一味も二味も違う!!
集合時間10分前に再度訪問。
お店の人に呼ばれ店内に入ります。
店内は料亭のようなシックでモダンな造りになっています。
静かに流れるジャズが一層の雰囲気を醸し出していますね。
さすが高級店って感じです。
席はカウンターのみの9席。
キッチンを取り囲むようにL字型に配置されています。
席に備え付けられているテーブル調味料はポン酢・お酢・一味です。
結構シンプルですね。
味に自信があるんでしょう。
そしてキッチンでは富田さんご本人が丁寧に調理をしています。
トッピングに頼んだチャーシューを手間を惜しまず丁寧に器に盛りつけています。
その姿はまさに職人そのもの。
感動すら覚えますね。
そして特製トッピングが先に席へ運ばれてきました。
しかも説明書きと一緒に!!
本当に料亭みたいです。
説明書きによると幻の豚TOKYO-Xを部位別に調理法を変えて提供してくれているとのこと。
この日は肩ロースがリブロースに変更になっている旨の説明がありました。
こんな所にもこだわりを感じます。
そしてメインの麺は富田さんが一人ひとり丁寧に配膳するというプレミアム演出。
一番端っこのminiにも、ようやくメインディッシュのつけめんが配膳されます。
上品。
非常に上品に盛り付けられています。
これは美味しそうです。
それではいただきます!
まずは食べ方指南書にあった通り麺を何も付けずにいただきます。
うどんといっても過言ではないぐらいの太さの麺。
そして透明感のある白い麺は艶々と輝いていて神々しく見えます。
それではひとくち。
おおおおお!
粘りのあるモッチリとした食感でメチャメチャ存在感を感じます。
小麦の香りも強くツルッとしていて喉ごしも最高。
お塩を掛けただけでて食べられる感じですよ。
それでは次にスープ。
スープは濃い茶色で粘度の高いドロッとしたスープです。
お味はと言うと魚介の旨味がガッツリ感じられる濃厚なスープなんですけど、後味がサッパリと口の中から無くなっていくんです。
見た目も口に入れた瞬間も濃厚さが印象的なんですけど、サッと無くなっていく濃厚さが永遠と食べ続けられる味に仕上げられているんです。
これには驚きです!
麺との相性も抜群。
決して重すぎずコクのある深みの感じるつけめんです。
そして特製トッピングの4種類のチャーシューとプレミアム心の味焼売。
これらもそれぞれにキャラの違う味わいに仕立て上げられていて食べるのが楽しいです。
脇に添えられたバルサミコソースを付けたり、焼売にはポン酢をかけたりと味の変化も楽しめて、本当に飽きません。
最後にほとんどの食材を食べ終えたころに店員さんからスープ割りを勧められました。
実は食べてる最中からスープ割りを頼みたいけどなぁと思っていたんですよね。
こんな所もちゃんとしています。
スープ割りをお願いするとスープの器を引き上げ、スープ割り用に残スープの量を調節しそこに刻んだ柚子を足してくれて、鰹節の香りが強いお出汁で割ってくれました。
最後のスープ割りを持ってきてくれるのはやっぱり富田さんご本人で、ちゃんと真心が伝わるように渡してくれます。
最後まで感動させられます。
お出汁は非常に濃くスープにしっかりとした変化を付けてくれ、柚子が後味をサッパリとまとめ上げてくれます。
あ~。美味しかった。
総評
今回はたぶん日本で一番有名な松戸の中華蕎麦とみ田にお邪魔しました。
あまりにも有名過ぎて敬遠していたんですが行って体験してよかったと思っています。
こんな経験は他では絶対に出来ないでしょうから。
予約の為の朝7時の行列、一つ一つを丁寧に仕上げる料亭みたいな職人技、中華蕎麦と読んでいいのか分からないくらい太い麺、魚介系の旨味が詰まったコク深あっさりスープ。
そしてなんと言っても懐石料理のようなチャーシューたち。
これらをプレミアム感満載の演出により提供するおもてなしには、お値段以上の価値を感じざるを得ませんでした。
本当に異次元の体験をさせてもらいました。
ありがとうございました。
そしてご馳走様でした。
伝説のとみ田を自宅で味わってみたい人は↓↓↓
★★★宅麺.comでちばからとみ田の伝説に触れる★★★中華蕎麦 とみ田 (ラーメン / 松戸駅)
昼総合点★★★★☆ 4.7