みなさんは豚丼って知っていますか?
北海道帯広地方に伝わる郷土料理なんですが、甘辛いタレを付けた豚肉をホカホカのご飯の上に乗せて食べるみんなが大好きな味のどんぶりです。
miniと豚丼の出会いは仙台に単身赴任をしていた時、梵天食堂って言う人気の居酒屋でした。
豚丼は梵天食堂でも人気メニューで、行くたびに頼んでいたいのを覚えています。
本場の北海道ではなかったけれど、梵天食堂の豚丼美味しかったなぁ。
そんな思い出の豚丼が食べられるお店を千葉で見つけたんですよ。
もともとラーメン屋だったところが潰れてしばらく放置されていたんですけど、豚丼を出すお店にリニューアルされて豚丼屋になっていたんです。
これは食べないわけにはいかんでしょって事で早速行ってみました。
しっかりと思い出の豚丼と同じ味。
いやそれ以上に楽しめる仕掛けが施されていたので、是非、豚丼未体験の方はここで豚丼を味わっちゃってください。
基本データ
- 店名:元祖豚丼屋TONTONみつわ台店
- 住所:千葉県千葉市若葉区みつわ台2-10-14
- 電話:043-301-2320
- 営業時間:11:00~15:00
17:00~21:00 - 駐車場:あり
- ジャンル:豚丼
北海道のソウルフード
日本各地には各地方各々の歴史に根付いた郷土料理ってのがあるじゃないですか、千葉にもなめろうやおらが丼なんかがそれにあたると思うんですが、豚丼は北海道帯広地区のソウルフードなんだそうです。
miniは北海道で豚丼を食べたことは無いんですが、仙台に単身赴任をしていた時に出会ったんですよね。
厚めにスライスした豚肉を香ばしく焼き上げて甘辛いタレに浸して、ホカホカご飯の上に乗っけていただく。
これがめちゃくちゃ旨いんですよ。
千葉に帰ってきてからは中々この豚丼に出会う事は無かったんですが、つい先日ようやく出会うことが出来たんですよ。
場所は千葉市若葉区のみつわ台ってところ。
人気の家系ラーメン屋千葉家があったり、二郎系ラーメン屋のだるまがある通り沿いにあります。
ここ以前ラーメン屋だったんですが、コロナの影響か潰れちゃったんですよね。
そこを居抜きでリニューアルオープンしたのが今回ご紹介する元祖豚丼屋TONTONです。
以前のラーメン屋の面影をしっかり残しているんですがお店前にでかでかと貼られたテントがリニューアルを知らせてくれます。
駐車場は非常にわかりづらいんですが、お店の裏手に5台分確保されていると入り口のところに貼り紙が貼ってあります。
miniはこれが分からず近くのコインパーキングに停めちゃいました。
このブログを読んだ方は是非専用駐車所を使ってくださいね。
早速お店に入って行きます。
「いらっしゃいませ!」と爽やかな挨拶がお出迎えしてくれます。
気持ちいいですね。
やっぱり気持ちの良い挨拶から始まるのはいいですね。
店内はキッチンを囲むようにカウンターが配置されているのと、脇に数席のテーブル席が用意されています。
訪問時間は11時30分ごろ。
結構お客さんが入ってますよ。
新しいお店だからか、人気は上々のようです。
テイクアウトのお客さんも含めれば相当数の出入りがあります。
スタッフは3人体制。
焼き担当のメインスタッフが1人とホールスタッフが2人。
忙しそうです。
さて、メニューはどんな感じなんでしょう?
豚丼と言えばやっぱりバラ肉を使うのが王道なんですが、ここではロース肉を使った豚丼も提供してくれるみたいです。
これは珍しい!
その他にもチーズトッピングやキムチトッピングなどバリエーションが豊富だし、豚丼だけではなく唐揚げ丼やカレーなんかもラインナップがあります。
何度も楽しめるお店かも知れませんね。
今回は豚丼を食べたくてしょうがなかったので素直に豚丼を頼むことにしたんですが、バラ肉とロース肉を半分ずつ使用したハーフ&ハーフ丼(880円)ってのがあったのでこれを頼むことにしました。
出来上がりが楽しみです♪
香ばしさ全開
ここのお店の特徴として、注文が入ってからお肉を焼くというスタイルなんですが、これが提供までに結構時間が掛かるんですよね。
専用のサラマンダー(両面焼き機)があるわけではなく普通の網焼きグリルで注文されたお肉を丁寧に焼いています。
カウンター席だと目の前で焼き作業が行われるので、めちゃくちゃ良い匂いが漂ってきてお腹が更に空いてきちゃいます。
じっくり丁寧な焼き作業を見続ける事数分。
ようやく着丼です。
おおおお!
しっかり豚丼ですねぇ。
美味しそう♪
バラ肉とロース肉が半分ずつ引き詰められていて、しっかり違いを堪能できそうです。
いただきます。
まずはロースから行きますかね。
おお!タレは薄めですが甘辛いみんなが好きな味のタレが掛かっていて、めちゃくちゃ柔らかいお肉が旨い!!
ではバラ肉は…
おおおお!
バラ肉は厚切りでしっかりとした食べ応え。
こちらもタレはそんなに掛かっておらずサラッとした味付け。
どちらも個性がしっかり出ていて美味しいです。
実はここの豚丼の第二の特徴ってのが味を左右するタレの存在です。
というのは、ここのタレは自分で濃さを調節できるんですよ。
各テーブルに備え付けられた丼タレで自分の好みの味に調整できるんです。
更に言えば、七味と山椒も備え付けられているのでピリッとした辛さも、山椒のさわやかな風味もプラスできるので飽きることなく最後まで豚丼を堪能できること請け合いです。
総評
いや~。
久しぶりに豚丼を食べました。
美味しかったぁ。
豚丼はしっかりお肉を食べたいって人も手軽に丼でお腹を満足させたいって人も、どちらもしっかり満足できちゃうんですよね。
元祖豚丼屋TONTONの豚丼は本格的であり、なおかつ革新的なメニューもそろえられているので何度も足を運びたくなるんじゃないんですかね。
少なくてもminiは再訪確定です!
豚丼を好きな人も、まだ体験したことがない人も是非体験してみてください。
きっと笑顔になれると思いますよ。
久々に美味しい豚丼をありがとうございました。
ご馳走様でした。
元祖 豚丼屋 TONTON みつわ台店 (豚丼 / みつわ台駅、動物公園駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3