遂に発見しました!
まるでツチノコみたいに珍しいお店を!
今回ご紹介するお店は
路地裏でひっそりと営業していて
ジャズバーみたいなお店です。
(雰囲気は決してラーメン屋ではない)
しかも一杯でおそばもラーメンも味わえる
不思議なラーメンを提供してくれるお店なんです。
その名も La麺 やきや です。
店前も不思議な感じですが
不思議なラーメンを体験してきたので
最後までレポートを楽しんでください!
それでは行ってみましょう!
基本データ
- 店名:La麺 やきや
- 住所:千葉県千葉市中央区長洲2-7-2
- 電話:043-222-7622
- 営業時間:11:30~14:00 17:00~20:30(日曜日、祝日定休)
- 駐車場:なし
- ジャンル:和ラーメン
路地裏にある大人の社交場
お店は路地裏に入った所にひっそりと存在し
外観は静かにその存在を知らしめている。
誰かに強烈な印象を与えるわけでもなく
そこに存在するのがさも当然のように
ただ自然にそこに存在するのである。
そんな文学的な表現が似合いそうな佇まいのお店です。
本当にメインストリートから一本入った所にあってあまり目立ちません。
そして営業中の札がなかったらやっているのかも不安になる感じのお店です。
ドアを開け中に入ると店内は薄暗くジャズが静かに流れています。
こぎれいな店内はまるで大人の社交場と言った様相で
ムーディーな雰囲気が漂っています。
ウイスキーのボトルが所狭しと並べられていたりして
ちょっとしたバーのような感じもするし
「いらっしゃいませ。」と掛かる声ははんなりとしていて
まるで京都に来たような錯覚を覚えるし
なんとなく異次元の世界に迷い込んでしまったような感じです。
本当にラーメン屋?と疑ってしまいたくなりますが
しっかりとラーメンのメニューがありました。
手書きのメニューがチャーシューのおススメ度の高さをアピールしていますね。
どのラーメンを食べようかしばし迷いましたが
和らあめん(750円)と言うのが
らあめんと日本そばの中間のスープってキャッチコピーに興味を刺激され
これを頼むことにしました。
日本そばから中華へビックリの変身
ラーメンが出てくるまでの間、お客さんがひっきりなしに訪れます。
外観とは違い有名店のようですどうやら。
なんてな事を思っていると出てきました。
和らあめん。
ぬおぉーーー!
美味しそうです。
(miniはもうおじさんなのでこういった清湯ラーメンが好きです。)
なんでも小皿で付いてきた香味油をラーメンスープに入れると
お蕎麦のスープからラーメンのスープに変身するんだとか。
日本そばとラーメンの中間とは?香味油を入れただけで変身とは?
非常に気になるので早速いただきましょう!
それではいただきます。
スープは清湯そのものでキラキラ光る脂がまぶしいぐらいです。
ではひとくち。
おおおおおっ!
本当にお蕎麦のお出汁のようなスープです。
そこに鶏油が漂い、得も言われぬ風味を醸し出しています。
麺は細のストレート麺で少し柔らかめに茹でられています。
小麦の香りは控えめで
柔らかいスープの邪魔をしないキャラクターの麺ですね。
蕎麦の香りがしないだけで本当にお蕎麦みたいな感じがします。
更に言うと油揚げが具材として使われているのも蕎麦感を煽っているように思います。
ではここで最大の謎である香味油を投入したいと思います。
たったこれっぽちの香味油で本当にラーメンに変身するんでしょうか?
ほー!
変わりました!本当にラーメンスープに変身しました!
大した量ではないんだけど香味油を入れただけでラーメンに早変わりしちゃいました!
これは驚きですね!
同じ丼をすすっているのに蕎麦からラーメンに変わってしまうのは衝撃的です。
更にこのラーメンには鶏チャーシューと豚チャーシューの最強具材が乗っています。
このチャーシューたちは軽く炙られていて香ばしく
鶏チャーシューはしっとりでアッサリ、
豚チャーシューはジューシーで旨味たっぷりの極上品です。
今日のミニ丼♪
セットで頼んだミニチャーシュー丼(セット価格で250円)
これがまた、甘辛の専用ダレが掛かっていて激ウマなんです。
このお店に来たら絶対に外せないメニューである事この上ない。
正直、これ食べなきゃここに来た意味が半分ぐらいになっちゃいます。
そのくらい美味しかった。
皆さんも是非オーダーしてみてください。損はしないですよ。
総評
ラーメンとして完成品かと問われるとなんとも言い難いラーメンです。
どちらかと言うとお蕎麦よりな感じが強いかもしれません。
しかしながらお蕎麦からラーメンに変身するというアイディアは面白いですし
基本のお味もしっかり美味しいので
次回訪れた時は違うラーメンにチャレンジしたいと思わせてくれる
お店である事に間違いはないです。
最後に付け加えるなら
キッチンの店主とホールの奥さん(?)の2オペなんですが
どちらもキチンとお客の方を見て商売をされています。
ここら辺がまた来たいと思わせる最大の要因なんでしょうね。
特にキッチンに居ながら一番お客さんを気にしていた店主の笑顔がチャーミングで印象的でした。
ご馳走様でした!
また必ず行きます!